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幸せになれる恋
第22章 聖とのこれから
『さくらちゃん適当に座って寛いでねー♡』
ピチピチしているお母さん!
「ひ、聖さん。お母様お若いですね?」
「あー、でも、もうすぐ50だよ?」
『聖。人の歳バラすなー!!』
「うるさいな。あっち行けよ。
俺達適当に過ごすから。」
『うるさい。私はさくらちゃんと
お話したいの。
若い子からいろいろ聞いて勉強するのよ。』
「兄貴の嫁さんから聞いてんだろ。」
『聞いてるよー。でも、違う子とも
お話したいのよー。』
「桜めんどくさかったらほっとけよ」
『聖うるさいわよ。』
そんな言い合いしている二人を見ていると
遠くから走ってくる音がして
だんだんと近くなる。
「来たな…!!」
『来たわね!!』
何が?あっ、御兄様の子供か。
聖とお母さんが立ち上がって避けた。
から桜も咄嗟にたって振り返った途端
ボブっ!!!!!!!
目の前に大きな白いクマみたいなモノが
襲いかかってきた。
「うわっ!!!!!重い...」
すると顔を舐められた。
あっ言ってたなー聖さんが...
「ルルちゃん」
そう名前を呼ぶとルルちゃんは
これでもかってくらい顔をすり寄せてきて
舐めてきた。
「モフモフだー!!ルルちゃん♡」
桜はルルが気に入ったらしい!
笑顔の桜をみて聖は安心した。
「桜のこと好きなんだな。
いいなー。ルル...
俺の桜なのに…」
『犬でしょ?バカみたいにやきもち妬かないの。』