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幸せになれる恋
第22章 聖とのこれから
夕方前に桜達は帰ってきた。
母屋のキッチンで早苗が
夜ご飯の支度をしていたら
お父さんが帰ってきたあとに
弟と妹も帰ってきて全員が揃った。
お父さんも背が高くて若い。
弟と妹は双子だから仲良しで
同じ会社の違う部署にいるから
通勤も二人で車らしい。
そっくりだったから桜は楽しかった。
見てておもしろい!!
みんなでわいわい言いながら
手巻き寿司をした!
お父さんもいろいろ気にかけてくれて
あのことを忘れる事が出来ていた。
離に泊まるからと桜と離に向かった。
今日は特別にルルちゃんが離で
寝てくれるらしい!
桜はずっとテンションが高かった!
「桜、今日どうだった?」
「楽しかったです。フラワーアレンジメントも
なかなか上手く作れたんです。
マンション帰ったら飾っていいですか?」
「楽しかったならよかったな。
飾ればいいよ。」
「誠くんも可愛かったし
聖さんの家族がみんな優しくて
温かかったです。
あとはルルちゃん♡
可愛くて仕方ないんです!」
そういいながらずっとルルにスリスリしている。
「桜、風呂入るか?」
「聖さん先にどうぞ。
私その間ルルちゃんと遊んでます!」
「一緒じゃ…なくて…いいのか?」
「はい。」
「何か寂しいな。ここに来たら桜は
俺と一緒じゃなくても平気そうだから。
少しでも気分転換になったならいいけど
俺はちょっと寂しいな…」
「だって二人でお風呂行くと
ルルちゃん一人になって可哀相。」
「俺が一人なのは可哀相じゃないのか?」
「聖さんはおとなでしょ?
ルルちゃんはわんちゃんなんです」
「ルルも人間の年にしたらおっさんだよ。」
「「.........。」」