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幸せになれる恋
第22章 聖とのこれから

風呂から出た桜は真っ先に…
「ルルちゃーん♡
待った?よしよし偉いねー!」
「............。
俺は犬より下か...。」
桜はルルといると明るい。
浜田の件はなかったみたいに。
やっぱりこっちに帰ってくるか…
桜が明るく元気に笑って過ごせるなら
それが何よりもいい。
そんなことを思いながら眺めてると
「聖さん、布団ないですか?
私今日ここでルルちゃんと寝ます!」
「は?ここってリビングで?
お前とルルが?」
「はい♡二人でここで!」
「俺はどうしたらいいわけ?」
「寝室のベッド使ってください。」
「桜まじでルルと寝んの?
俺じゃなくて?」
「はい。だって聖さんは帰ったら一緒だけど
ルルちゃんは今日だけなの。
しかも特別に母屋から来てくれてるんです。
ねー♡ルルちゃんも一緒に寝たいよねー?
ってほら。ルルちゃんも言ってますから!」
「桜お前...いや、何もねぇや…
今日だけだから許すよ。
お前らがベッド行け。
俺がソファーで寝るから。」
「ホントですか!?
ありがとうございます!
ルルちゃん行こう♡
じゃ、聖さんおやすみなさい!」
「あぁ、おやすみ」
バタン......
あいつほんとに薄情奴だ...。
でも、嬉しそうだからいっか...

