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幸せになれる恋
第27章 夏の思い出

緑は心配だったのだ。
付き合って間もない二人が結婚…
のちのち離婚になったりしたら
桜が可哀想だと。
でも、二人なら大丈夫かもしれない。
前に会った時より二人が
お互いに好きなんだと感じられるような
雰囲気になっているから。
初めて二人に会った達也が
そういうくらいだから
大事にしてもらいなよ。と緑は二人を認めることにした
「ありがとうございます。必ず幸せにします。」
「ありがとうお姉ちゃん義兄さん」
『二人ともおめでとう。幸せにね』
認めてもらえた二人は
仲良く帰ることにして、車に戻った。
緑はどうしてもラッキーが見たいから
達也に着いてきてもらって
ラッキーと初対面した。
緑も可愛いとメロメロだった。
「お前達姉妹はホントに似てんのな。
姉ちゃんまで犬好きとは...」
「姉妹だし昔飼っててお世話してたからかな。」
お前はあんまりしてなくて
姉ちゃんに任せて怒られてたな。
と見てもないのに
きっぱりと当てられた桜は
恥ずかしかった。
そして無事にマンションまで帰ってきた。

