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幸せになれる恋
第4章 気持ち
やべぇな俺...
何かあんなことあったのに
桜と普通に飯食って
惚れそうとか言っちゃってる。
でも、確かに惚れてしまいそうなくらい
上手く着こなしてた。
細くてスラッとしている桜
一所懸命に体型を維持しようと
しているみたいだった。
そんなことしなくても充分なのに。
さて、この後送って行かなきゃな…
さっきから見てると酒のペースが速い
酔っ払う前に聞いとかないと
いけねぇことあんだよな
「桜、お前の携帯の番号教えて」
「ど、ど、どう、してですか…?」
「知りたいから」
「…。分かりました」
「その前に一つ確認」
「???」
「彼氏は?」
「……////いませんよ、そんな人」
「ならいいんだよ。
いるのに教えてもらうと彼氏に誤解されるし
わりぃからな!」
そう言って聖は桜に聞いた番号を登録した。