この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第4章 気持ち

「あの...聖さん…」
「ん?何?」
「ど、う、思いま…すか?」
「どした?ってか何が?」
「ごめんなさい…。緊張と悲しくて……」
「緊張?飯食ってる時に何に緊張すんの?」
「それはあの…」
「しかも悲しいって飯食ってる間に何が悲しいわけ?
肉食いたいんだろやっぱり。
食えよ!多少太っても気にならないから俺は」
「聖さんが気にしなくても
私は気になるんです。
っていうかお肉はいいんです!」
「なら何。」
「聖さんはどう思いますか?
ち、痴漢に、あ、う女の人を………」
しばらく聖さんは何も言わなかった。
ほら、やっぱり…
私のせいで…
私が汚れた女だから何も言えないんだ。
よく分かったような気になっていた...

