この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第6章 聖の家
「いいから早くこっち。
桜、さっき渡した鍵出して。」
桜はカバンの中から
さっきの鍵をだした。
「ここに鍵差し込んで左に回して」
桜はゆっくり鍵を差し込み左にまわす
そうすると目の前のガラス張りのドアが
すぅーっと開いた。
「こうやってオートロック開けて
部屋に行けばいいから。」
「...。は、い。」
中は大理石で出来た白を基調とした
エントランス。
広いエントランスにエレベーターが
3つもあって。
エレベーターに乗って驚く。
エレベーターの行き先を選ぶボタンが
25まである...。
聖は迷わず18を選んだ。
「エレベーターが透けてる」
「高所恐怖症なら怖いだろうけど
大丈夫?か…?」
「高所恐怖症じゃありません。
ですが大丈夫でもありません。」
だって......。