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幸せになれる恋
第8章 休日

「そうじゃなくて...」
「どうした?」
「抱き枕がないと寝れないはずなのに
私、ぐっすり寝てたんです。
どうやって寝てました…か?」
「俺は嬉しかったよ。
無意識でも桜から抱きついてくれたから」
「//////
もう最悪です。ごめんなさい。」
「最悪って……
謝る必要ねぇよ。
寝れたからよかったな。朝飯食お。」
食卓に並んだ朝食を見て
桜はびっくりした。
サラダ、オムレツ、スムージーに
温めてくれたバターロールが並んだ。
「聖さん。女子だ…」
「ちげぇよ!」
「だった朝からこんなに。」
「こんなにって……
サラダは野菜ちぎっただけ
オムレツは卵にチーズ入れて焼いただけ
スムージーは入れてボタン押しただけ
パンは冷凍してたの温めただけだよ。」
「それがありえないんです」
そういって口をパクパクさせている桜。
「いつから起きてたんですか?」
「8時前かな」
「さっきじゃないですか。
なのにこの手際のよさ…」
「いいから座って食えよ。」
そういって桜を座らせ
朝食を食べさせた。

