この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第8章 休日

「いっぱい食えよ?
お前昨日あんまり食ってねぇからな。」
「はい。」
「ってか桜。お前今日予定あんの?」
「予定ですか?特にありませんが…」
「なら付き合って買い物」
「お買い物?どこに行くんですか?」
「行きたいとこある?」
「私は特にありません。」
「なら、飯食ったら1回桜ん家帰って
着替えとかしてから出かけるぞ」
「どこ行くんですか?」
「そうだな。あ、あそこのショッピングモールか
ちょっと遠くまで行くかな。」
「あの、何か欲しい物があるんですか?」
「食料品。あと桜がこの家でいるもの。
抱き枕とかあるだろ、いるもの」
「そんな大荷物持ってまた電車なんか…
の、乗れない…」
「分かってるよ。
だから電車は乗らない。
車でドライブしながら出かけるぞ」
「ドライブ////楽しみですね」
桜が嬉しそうに笑った。
聖はドキッとした。
笑顔を見るだけで嬉しくなる。

