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幸せになれる恋
第8章 休日


桜の手当てを済ませて
キッチンで食器を洗って
割れたコップを片付けて
リビングに戻ると
桜はソファーで膝を抱えた状態で
丸くなっていた。


近くに寄ってみると。


「グスっ...うっ...」




「桜。どうした?」

「ごめんなさい」

「何で泣いてんの?」

「コップ…割っちゃった…から。
あのコップが聖さんにとって
大切なものだったら…私…」

「なぁ、泣くなよ。
隣で笑ってる約束忘れたか?
別にそんなコップじゃないから。
普通にその辺で売ってるやつだから
泣く必要なくねぇか?」

「でも…」

「でも、は禁止。」

「おいしい朝ごはん作ってくれたから…
食器くらい洗いたかったのに…
何にも出来ない…」

「しなくていいよ?
お前は隣にいて早くあのことを
過去のことを忘れるのが先。
それからちゃんと自炊して飯食うこと
で、笑う事。」

「嫌なんです。そんなに甘やかすと
私ダメになりますから。」

「甘やかすとって…ハハッ
お前自分を甘やかすから
自炊せずにコンビニなんだろ?
その時点でダメ!!」


笑いながら聖は桜に言った


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