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太陽の王と月の姫
第6章 日は昇る
戦況が大きく動いた霧の日、ソレイユ王国内では思いもよらぬ事態が起こる。
第一王子のルアン・ベレスフォードは戦場にいた。
もちろん止められたのだが、本人の意思で来たのだ。
この日の早朝に、急使がソレイユ国より伝言を届けに来た。
「レオナルド・ベレスフォード国王が崩御されました。」
ルアンは、戦場で国王に即位することとなった。
大勢の兵士たちの前で、ルアンはこう話したと言う。
「悪魔の襲来によって、我々は苦戦を強いられている。しかし、我々は正義のために戦っている。負けるわけにはいかない。沈んだ日も、必ず昇るのだ。」
兵士たちの士気は格段に上がった。
もともと兵士の数も多いソレイユは、目まぐるしいほどに戦況を塗り替えていったのだ。
第一王子のルアン・ベレスフォードは戦場にいた。
もちろん止められたのだが、本人の意思で来たのだ。
この日の早朝に、急使がソレイユ国より伝言を届けに来た。
「レオナルド・ベレスフォード国王が崩御されました。」
ルアンは、戦場で国王に即位することとなった。
大勢の兵士たちの前で、ルアンはこう話したと言う。
「悪魔の襲来によって、我々は苦戦を強いられている。しかし、我々は正義のために戦っている。負けるわけにはいかない。沈んだ日も、必ず昇るのだ。」
兵士たちの士気は格段に上がった。
もともと兵士の数も多いソレイユは、目まぐるしいほどに戦況を塗り替えていったのだ。