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シャネルを着た悪魔 Ⅱ
第13章 夢の大舞台

「ウォンイン小学校の子も希望者しか今回の交友には来ないから互いの両親が反日・反韓で喧嘩する、なんてことはないだろう?」

「無理矢理ペアを作って行動させることで、ただ遊びに来たんじゃ得れないものを得れるはずなんだ。子供達も、その両親もね。」


「………。」


「だけど、それは安物のミュージアムとかだったら直ぐに飽きがきてしまう。言葉が通じなくても、楽しいと共有できるのはロッテワールド規模の遊園地じゃないと無理なんだよ」


「君達がUSJを買い取らせてくれなかったからロッテワールドになっただけだろ?」


まだ根に持っているんだ……とテヒョンと顔を合わせながら同時に苦笑いを浮かべた私達。

買い取らせてくれなかった、って。

どこの世界に孫がUSJで楽しんでたから、と買収する祖父がいるんだろう。


「二つ目は、その……MAフェスのことだけどね。まあ、これは色々理由が有るんだが、テレビ関係者にイから連絡を入れてもらって特別に子供席を確保してもらったんだ。」


「……ッ!──アボジまさか!」


「そこに19時から二時間だけ、子供達とその親を座らせる。もちろん、テテとアイも。」

「そこで韓国の音楽や、コンサートホールに触れて貰うと必然的に彼達はK-POPとの距離が近づく。じゃあ結果的に大きな宣伝になるだろう?韓国の歌やダンス、というものが。」


「だから五億も寄付したのか?」


「ああ。まあ寄付と言ってもスポンサーだからCMはうちが一番多く打ってもらえるし、損にはならんよ。」


「……本当に、それって損にならないの?」

思わず呟いたのは私。

普段はあまりお金の話に首を突っ込まない様にしてるけど、ここまでくれば話は別だ。

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