この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャネルを着た悪魔 Ⅱ
第15章 可哀想な君への母性

会話はスピーカーで聞かせてもらったし、こいつもそういう所で嘘を付くハズはない。

現にテレビで何も速報が流れないということは、ちゃんと解除されたという意味だ。


「どんな手段でもいいや。と……そう思ったんです。」

「それで、この手段を選んだワケ」

「はい。普通に貴方と話して誘ってご飯に行く、なんて事をするべきだったとは思います。でも私の立場と貴方の立場を照らし合わせても、そんなことは絶対出来ない。」


「……。」


どこかで大事な旦那さん……と被る。

「貴方を深く知るほどに、貴方が分からなくなりました」

「だからこそ、知りたいと思った。例え貴方に嫌われても私は──ただ、貴方を知りたかった。」


彼がした行動も一歩間違えれば、恐喝の分野に入るだろう。

──いや、手口が巧妙だっただけで内容的にはコイツと同じレベルだ。


どうして、私を好きになる人はそういうタイプの人が多いのかな。寂しがりや・我が強い、この二つが揃っている。


やっぱり強い人は強い人を好きになるのかもしれない。


/354ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ