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第1章 ガキンチョと露天風呂と釣り人と

一緒になんてムリムリ！
あとで大浴場に行くから！と鳴子。だが。

目の前で全裸になる宮城。
男らしい肉体、若々しい肌、イケメンに不釣り合いなほど獣じみた肉剣。
生唾もの。

一緒に入ろうとせっつく宮城。
巻いて良いからと大きなバスタオルを手渡す。

まあ、それなら…と判断力低下の鳴子。
浴衣に着替えた別室で、今度は全裸に。
タオルを巻き露天風呂へ。

露天風呂は超開放的。
川原に隣接しており、釣り人が数人見える。見られそうな気もするが、絶妙な角度のせいで少し身を屈めれば体は見られないようになってる。

宮城は風呂に浸かり手招きする。
かなり恥ずかしいが、恥じらっては自分が優位に立てない、ここは堂々と！と鳴思考。

湯船は小さめ。二人入ればどこか触れ合う。
向かいあって入れば足と足が。隣り合わせて入れば肩が触れ合う。どちらが宮城のペースに持ち込ませにくいのか？

鳴子は向かい合う位置に浸かる。