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ガキンチョと露天風呂と釣り人と
第1章 ガキンチョと露天風呂と釣り人と
宮城は、鳴子の首筋にキス。
舌を這わせる。同時に右腕で片方の胸を乳首を包み込むように優しく攻める。左手は太ももからタオル越しに黒く透けたゾーンへ。バターを塗り込むように撫でる。

「ちょっ…こんなとこで…やめっなさい…」

露天の湯船から立った鳴子は、釣り人がよく見える。
周囲の景色も絶景かな。
でも、これって逆に見られるってことよね…。
たぶん、岩で隠れるから顔くらいまでだろうけど。

「っ…ダーメ!こんなことっ…んっ!するなら帰るわよっ!んっ!」

恥じらいは禁物と思っていたのに恥じらう鳴子。
言葉の拒否とは裏腹に、本気と逃げ出さないのはなぜ?
宮城に全身をいじられ、攻められ、なめられる。
何より危険なのは、抱きすくめられ、耳や首筋、背中へのキスの猛攻。

「あっ!んっぁっ!…くっ…あぁっ…(やばい…なに…これ??)」

それ以上はしないのに、その時間が長い。
いつのまにか割れ目からはお湯とは違う湿りが溢れ、太ももを伝ってる。こんな濡れ方はいまだかつて経験がない。動悸が早い。全身が微熱を感じる。
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