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さらに近くてもっと甘い
第5章 社長様、発熱中
「……相変わらず……かわいいな……真希…───」
「はっ……はい!?」
光瑠さんの言葉に耳を疑って、思わず声を上げると、光瑠さんは高熱があるとは思えない力で私を強く引っ張った。
「っ…───────」
顔を赤らめながらニコニコしている光瑠さんに、胸がドキドキして止まらない。
そして、その熱い手で私の頬をゆっくりと撫でた光瑠さんは、ハハ…と緩く笑った。
「……かわいい……」
「っ…ひっ…光瑠さん……っ⁉︎」
「かわいすぎる……」
「っ……!」
ちょっ……ちょっと、どうしちゃったわけっ……⁉︎