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さらに近くてもっと甘い
第8章 ドジっ子同盟とお引っ越し


レンズだけでなく、フレームまでもグニャリと曲がったメガネを……いや、かつてメガネだったものを拾い上げた加奈子は、それを幸太郎に差し出す。



「あっ……と……」



「原澤くんっ!!! 分かるよ!!!」



突然手を握られた幸太郎は、何故か目を輝かせて迫って来る加奈子にドキリと胸を鳴らしながらも身を引かせる。



「私、田部加奈子!! あなたの担当らしいから…」


「えっ、あっ……よろしくお願いしますっ……!」


「いやいや、こちらこそよろしくね!!!」



勢いよく頭を下げた二人。



「「いたっ!」」



そして、互いの頭をぶつけた2人は、両手で頭を抱えてうずくまる。



ここは……


ドジが集められる部署なのだろうか……




痛い痛いと口をそろえる2人を見ながら、周りは、はぁ………と一斉にため息を吐いた。



また少し波乱の予感である。

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