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さらに近くてもっと甘い
第8章 ドジっ子同盟とお引っ越し
「ゴ……ム………」
「え…?」
「だからっ……」
痺れを切らした浩平は体を離して、愛花の肩を掴む。
「コンドーム!!! 避妊具!!!! 分かった!?!?」
「っ…………」
顔を真っ赤にさせた愛花は、そのまま俯く。
「ごめん……っ」
自分の鈍感さに愛花は思わずそう言葉を漏らす。
そっかっ……やっぱそういうことちゃんとしなきゃいけないよ…ね……
「じゃあ……今日は我慢するっ……」
「っ………いや、我慢すんのは俺だろっ……」
ゆるく微笑んだ愛花に、浩平はそうポツリと呟いていた。