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さらに近くてもっと甘い
第8章 ドジっ子同盟とお引っ越し
「ちょっと…タンマっ……てか今日はここでストップっ…」
再びストップと言われて、愛花はぼんやりとしながらも、抱き締めてくる浩平を抱き締め返す。
何がストップなんだろう……
これ以上は…今日はしないってことかな……
…………なんでだろ…。
でもっ……もう少しだけ浩平くんとくっついてたい…。
「────っ…」
ギュウっと強く抱き締め返されて、浩平はゴクリを唾を飲みながら項垂れた。
「どうして…ストップなのっ…?」
「どうしてってっ……そんなつもりじゃなかったからっ…何も…用意して…ねぇし…」
「……用意…?」
「……うん…」
「何の……?」
何のってっ……
再び顔を紅くした浩平は、鈍感な愛花をきつく抱き締める。