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第9章 プール大会？

きらびやかに光る水面。



古畑さんたちに用意してもらったパラソルの下の椅子に腰掛けながら、私はわっきゃとはしゃぐ隼人を見つめる。



今日は隼人の友だちたちが、この家に遊びに来ている。



真夏の暑い日。



こんなにステキなプールがあるのに使ってないのなんてもったいないから、隼人たちのために使わせてもらっているのだ。





「真希様、しっかり水分補給なさってくださいね」



「はい、ありがとうございます」




古畑さんに差し出されたグラスを掴む。



妊娠７ヶ月になった私のお腹はもう随分大きい。



真夏に妊婦は大変って本に書いてあったけど、家の人たちがとても気遣ってくれるから、私はとても快適に妊婦生活を過ごしている。