この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さらに近くてもっと甘い
第10章 一番近くに

洩れる声に、うねる体。


それは答えとしては十分ではあるが、それでも浩平の不安は拭えない。



「なぁ…」


「はっ…ん…っ」



これでやり方があっているのかも分からない。


それでも、いつもより声が上がっているって事は…いいってことなんだろうか──



そこから顔を離した浩平は、キスをしようと愛花を見下ろす。


頬が蒸気して、すでに目がとろけている。


そして、塞ごうと思っていた口がゆっくりと開かれる。



「……っ…してる最中に聞かれてもっ…」


「ん……?」


「言葉なんか…っ…返せないよっ…」



恥ずかしいから、声を抑えるので必死なのに、言葉なんて発せられる訳が無い。


愛花は少し怒ったつもりでそう言ったのに、浩平は軽く目を見開いたあと、優しく微笑んだ。




「……ごめん…」


「……っ…」


「愛花……」


「な…に…?」


「やっぱ……愛花、かわいすぎっから、ちょっと抑えて」



包み隠さず、そう伝えて、照れている愛花の唇を優しく塞ぐ。


/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ