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さらに近くてもっと甘い
第3章 喧嘩するほど?
━━━━━━━━━…


「分かってる……が…」



光瑠さんは、困ったように目をゆらゆらさせながら、私の頬に触れる。



それだけなのに心地よくて、ずっとこうしてたい




「心配するのはやめようと思ってやめられるものじゃないだろう…

やめ方を知っているなら教えて欲しいくらいだっ…」



そうやって苦しそうな光瑠が愛らしくて、かわいいとさえ思ってしまう。



「1人でどこかに行ったりとか…そういうことはなるべくしないようにしますから…」



安心させようと思ってそう言ったのに、光瑠さんは、何故かまた目を鋭くさせて私を見つめる。


そしてグッと身体を引き付けられて、反動で光瑠さんの肩に手をおいた。







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