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さらに近くてもっと甘い
第3章 喧嘩するほど?
────────…
「なんでそんなにっ…意地悪なんですか…っ」
蕩けそうな表情でそう訴える真希を見ながら、ゾクゾクと身体が震えるのが分かった。
犯したい…
そんなどうしようもない気持ちが光瑠の中に溢れて止まらない。
そして、そっと真希のお腹に手を這わせた。
まだ性別も分からぬほどの小さな命…
何に変えてでも守りたい───
そう自分で言い聞かせるように光瑠は、真希のお腹を撫でる。
「んっ………」
「────…」
その動きに思わず甘い声を上げた真希を見つめる。
「光瑠さんっ……そんな風に触れないで…っ」
「っ………」
欲を抑え込もうと必死で努力しているのに、それが真希の一言で崩れる。