この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
さらに近くてもっと甘い
第3章 喧嘩するほど?
はぁぁっ!と少し怒ったように強く息を吐いた光瑠は、そのまま真希から離れて仰向けに寝転がった。
このままでは完全に暴走して歯止めが効かなくなってしまう──
「………光瑠さん……?」
「………っ」
明らかに様子がおかしい光瑠を、真希が身体を起こして見つめる。
誘うような目つき。
もっとも、どのように真希に見つめられてもそう光瑠は感じてしまうのだが。
「惑わすな……っ」
さすがに妊娠中は我慢したいっ…
自分の欲を優先してはいけない
良い夫というものを考えれば考えるほど分からなくなって、頭がこんがらがっていく。