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さらに近くてもっと甘い
第3章 喧嘩するほど?
ゆっくりと、果てが近付いている。
体を寄せている光瑠さんの鼓動もどんどん速くなっているのが分かる。
「はぁっ……」
息を吐いた光瑠さんの額から汗がポタリと落ちた。
表情から、光瑠さんも果てが近いことが分かる。
「……まき…っ」
荒い吐息とともに低い声で囁かれるだけで、身体が喜んでしまう。
「……あいしてるっ……」
「あぁっ…あっ…」
「あいしてるっ……」
「んっ、んんっ……」
「まき……っ───…」
何度も囁き続けられながら、私は光瑠さんと同時に果てを迎えた。
お互いにお互いの荒い息を聞きながら、呼吸を整えていく。