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放課後の狩猟者
第3章 # 亜湖&梨湖 [高1]
 は?

 この期に及んで、何が『待って』やねん。

 まさか、ゴム着けろとか?…ありえへん。ゴムは邪道や。セックスに対する冒涜や。
 男と女の交わりに於いて、たとえそれが0.01㎜であろうとも壁に阻まれる行為なんぞ、もはやセックスではない。

 
「チッ…なんやねんな。途中で止めんなや。言うとくけど、ゴムは着けへんで?俺は真っ当なセックスをやなぁ…」

 言いかけてやめた。セックスへの拘りを今、この小娘達にグダグダと説くつもりはない。

 それより早く挿入れたい!

 気を取り直し、いざ!と、ソコを見据えた。

「そ、そうじゃなくて…。亜湖達に…め、目隠しして欲しいの…」

 は?
 結合失敗。ツルリ!と上滑りした。

 予想だにしない言葉に、亜湖を二度見する。

「あん?目隠し?なんや亜湖、お前そんな趣味あったん?」

「う、うん…。まぁね。そのほうが感じ易いってネットで見たことあるし…」

「アハハッ!よっしゃ、ほなアイマスクつけたろ。けど、『亜湖達』って…今は梨湖には要らんやろ?」

「う、ううん!!梨湖にも、梨湖にもつけて?!」

 必死で首を横に振る。

「ん?どないしたん?亜湖…梨湖は見ててええやろ?」

「ダメっ!梨湖も、お願いっ!梨湖にも目隠しして?ね?梨湖、いいでしょ?いいよね?梨湖?」

 二人はお互いをじっと見つめ合う。
 亜湖の心を読んだのかどうか分からないが、梨湖は静かに首を縦に振った。

 何故、梨湖が承知したのか理解できなかったが、それならそれでいい。俺はヤりたいだけだから。どんなシチュエーションだろうが構わない。

 それに、妙に必死な亜湖が可愛くも見えた。

 だから俺は、さっぱり意味の分からないまま、亜湖の希望通り、二人ともにアイマスクを装着してやった。
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