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放課後の狩猟者
第3章 # 亜湖&梨湖 [高1]
 反応したのは、無論梨湖だけではない。亜湖にも同じ衝撃を与えた。唯一違っていたのは、亜湖の口許に游ぐ余裕。

「ははっ…冗談や、梨湖にとって、"俺"は初めてってことや(当たり前や!)」

「…へ、変な冗談に付き合ってらんないしっ!」

 梨湖はまたそっぽを向いて、唇を一文字に結んだ。

 亜湖は、ニヤつきを抑えられない顔で、梨湖の方へ半身を乗り出した。

「ヒヒッ、ほら梨湖。もうイケズせぇへんから、機嫌直し?俺が、准一君好みのスケベな身体にしたる。脳ミソまで狂わしたる。ほら、まんこ…開けや」

「……ん……」

 梨湖は、暫くじっと固まっていたが、小さな決心の声と同時にこちらに向き直り、恐る恐る震える指で、プクッとした大陰唇を左右に割った。

「そんな開き方では、俺のぶっといのが挿入らへん。ほら、もっと中の肉ビラも目一杯おっぴろげろや!」

「…んっ…くっ…」

 梨湖の頬に緊張のチックが。呼吸も早くなり、乳房だけではなく、デコルテ全体が大きく上下し、美しい鎖骨のラインも艶かしく息づいている。
 鼓動がここまで聞こえてきそう。

 それでも梨湖は、指先を自身の淫汁に濡らしながら、薄くて小さな桃色の小陰唇を開いた。

「ヒヒッ…スケベなエエ格好やで?梨湖。自分でまんこ開いて男を誘って…」

「はぁ…はぁ…はぁっ…ぅぅっ…」

 蒸し暑い部屋は、少女の熱い吐息で一気に湿度を上げていく。

 柔らかい恥肉の上を何度も往復させると、俺はゆっくりと腰を押し出した。

 キツッ…!

 そう感じたのとほぼ同時に、脳天を突き抜けるような声が。

「ぎゃぁぁっ!ーーーーー!!!いったーぁぁぃーーっ!!んっぐぁぁっっっ!!っっんっやぁぁっ!ああぁぁぁ!!!ぐぁぁっっっ!!!」

 この世のものとは思えない獣叫。
 
 天井を、壁を、窓ガラスを震わせ、言うまでもなく俺と亜湖はそのままフリーズしてしまった。 
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