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放課後の狩猟者
第3章 # 亜湖&梨湖 [高1]
 亜湖はと言うと、白い歯を見せてニンマリとほくそ笑んでいた。

 そして

「フフッ…!梨湖の声、すんごいっ!まるで処女みたいな声だったよぉ?」

 亜湖もイケズやなぁ…ヒヒッ…。

 しかし『てめぇ、処女じゃねーか!』と、強気に出られない亜湖の立場もまた、切ないものを感じる。


「…ぅぅっっ!…ち、違うったら!ンンッ…ぅぅっ…准一君とする時も、ぅぅっ…こんな声に…んっあぅっ…なっちゃうのっ!ね?…そうでしょ?…お巡りさん?……ぅぅっ…」

「え?!」

 俺に振るなや!
 知らんがな、そんなこと。

「…ははっ…。そ、そうかもな?…。ほら、そんなことより梨湖。どうや?俺のちんぽ、気持ちエエか?」

 俺は、腰を振りながら梨湖のアイマスクをずらしてやった。

 涙や鼻水でぐしゃぐしゃの梨湖だったが、憑き物が堕ちたような、そんなスッキリとした表情見せて微笑んだ。

「んっ!あぁっ!はぅっ……ん…き、気持ちいいっ!ぅぅっ…じゅ…准一君、…あっぅぅ…り、梨湖のおまんこ好きなんだ。…あぅぅっ…んんぅ…お巡りさんも…気持ちいい?んぅ…」

 不可避の痛みに堪えながら、必死で絞り出した梨湖の台詞は、さっきの亜湖と同じ。

 飽くまでも、二人はライバル。

 しかし、好きでもない男に、こうも容易く大切な処女を捧げられるものなのだろうか。いくらライバルを陥れる手段だとしても。

 いや、違う。

 『処女を捧げる』などと言う言葉はもう、死語と成り下がり、昨今のJK達にとって"処女"は邪魔な存在でしかないのだ。処女を大切に守ってなどいようものなら"宝の持ち腐れ"だと言われ、小馬鹿にされるのがオチ。
 今や『処女を捨てる』ことが、彼女らのステータスを高めることの一つなのだ。

 ってことは、俺はそんな"ゴミ"に等しい代物を欲しがって悦んでいると言うことになるが…。

 ま、それでもいい。価値観など人それぞれだ。俺は"ゴミ収集家"だ。そう、それでいい。


 そんなことを思いながら、腰を振り続けた。
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