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放課後の狩猟者
第3章 # 亜湖&梨湖 [高1]
 旧式の扇風機が、同じ位置で軋みながら首を振る。弱々しく生暖かい風は、少女達の火照った身体を冷ますには、あまりにも荷が重いようだ。

 二人は恥じらいながらも、少し尻を浮かせて、ゆっくりとパンツを脱ぎ始めた。

 汗と淫汁で湿ったパンツは、捩れながら足を下りていった。

 脱いだパンツを恥ずかしそうに両手で包み、隠し場所をキョロキョロと捜す二人。

 スカートの中や背中の後ろ、終いには、万年床の布団の下へ隠そうとする二人の手から、俺はそれを奪い取った。

「…あっ!」「やだっ!」

「はい。パンツのシミを検査しまぁす」

 ゴクンッ…

 二人が唾を飲み込む音が聞こえた。

「まずは、亜湖のパンツや…」

 わざと股布の部分を広げ、亜湖に見せる。

「なんや?ビチョビチョのヌルヌルやないか…。スケベな匂いがするで?…これ…ションベンちびってへんか?」

 鼻を押し付けてクンクン音を立てて嗅ぐ。
 甘酸っぱい淫汁の香りと、僅かなアンモニア臭もあり、俺の淫辱心を揺さぶる。

「やぁだぁ…言わないでっ…」

 俺の行為を直視できず、亜湖は顔を背けた。

「よーし、次は梨湖のや。双子やから匂いも同じやったりして。ヒヒッ…」

「やばい…どうしよう…。恥ずかしいのに…匂い…嗅いで欲しいかも…。なんか…スゴくえっちな気持ちになっちゃう…。もしかして、梨湖…変態なのかな?…」

「そうや。梨湖は変態や。変態梨湖のえっちなパンツ、グッチョリやで?ほら」

「…うぅっ…」

 クンクン…クンクン…

「あぁ、こっちもスケベな匂いや。亜子のはフルーティーやけど、梨湖のはチーズケーキみたいや。クリーミーなえっちな匂いやで?」

「うっ…やっぱ恥ずかしいっ!」
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