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サイドストーリー8
第1章 キスの後で…
みっともないほどに泣いたその顔は
「涙を流す」って感じじゃなくて
「泣きぐずった子供のよう」だった。

「ごめ、ごめんなざい。ぜんばい、ぎらいにならないで」

あの男が手首を離さないで、怖かっただろうに
それでも、俺に嫌いにならないでという。

「元カノ?何でも教えてやる。ほかの男に聞くな!」

つい荒くなる俺の声の意味を、この女はきっと理解してない。
俺の心配を理解せずに、俺に嫌われないかと心配している。

「ごめんなざい~~」

俺は大きく息を吐きだした。

「ぎらいにならないでぇぇ~」

こいつは可愛い。
俺のひいき目かもしれないけど、可愛い。

「ごめんなざい~~」

自覚してくれよ・・・
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