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サイドストーリー8
第13章 出会いは必然に
私と一緒に公の場に出ると大川さんにも迷惑がかかる。
だから、私は同伴を避けているんだけど
仕事を始動した大川さんは色々な場に呼ばれる事も多く
また国内外で沢山の賞を受賞した。
はっきりとイヤだと言った事はないけど
私の気持ちをそっと分かってくれて
大川さんは色々な場に独りで出席するようになった。
「今年のグッドデザイン賞は私が注目していたモノが賞をとったのよ!」
「へ・・ぇ」
「やっぱり取ると思っていたのよねぇ~」
「そうなんだ」
「こんなデザイン奇抜だもん!」
「な・・ぁ?」
「なに?」
「陽菜はそのデザインが好きな訳?」
「誰でも好きだと思うけど?」
「俺のデザインより?」
「え?」
「陽菜はさ?俺のデザインがこの賞をとるって思ってた?」
「・・・・」
「思ってないよな?でもそのデザインは賞は取ると思ったんだ?」
俺はジリジリとソファーに陽菜を追い詰めた。
だから、私は同伴を避けているんだけど
仕事を始動した大川さんは色々な場に呼ばれる事も多く
また国内外で沢山の賞を受賞した。
はっきりとイヤだと言った事はないけど
私の気持ちをそっと分かってくれて
大川さんは色々な場に独りで出席するようになった。
「今年のグッドデザイン賞は私が注目していたモノが賞をとったのよ!」
「へ・・ぇ」
「やっぱり取ると思っていたのよねぇ~」
「そうなんだ」
「こんなデザイン奇抜だもん!」
「な・・ぁ?」
「なに?」
「陽菜はそのデザインが好きな訳?」
「誰でも好きだと思うけど?」
「俺のデザインより?」
「え?」
「陽菜はさ?俺のデザインがこの賞をとるって思ってた?」
「・・・・」
「思ってないよな?でもそのデザインは賞は取ると思ったんだ?」
俺はジリジリとソファーに陽菜を追い詰めた。