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サイドストーリー8
第13章 出会いは必然に
「お、おかわさん?」
「俺は陽菜を大好きで、陽菜の分の家事をやるのもいとわないよ」
「う、うん。ありがとう」
「陽菜が結婚していないのに俺の同伴者になるのを嫌がるのを知ってて
今回の授賞式も独りで行こうと思ってたよ」
「うん・・・」
「なのに!俺のためじゃなく、他のやつに会いたいから
授賞式に連れて行けって、陽菜ちゃんそれはひどくないか?」
グッと、陽菜の背中をソファーに押し付けて
手首の自由を奪い去る。
自分のイライラした気持ちを抑えられない。
陽菜が帰ってきたら、この賞を受賞した事を伝えて
2人でお祝いをしようと思っていた。
受賞式に2人で出席できなくても
家で2人でお祝いすればいいじゃないかと思っていた。
それなのに、他の奴の受賞を見たいから連れて行けって、
いい加減俺の立場は何なんだよ。
「ごめん。でもこの絵が好きで・・・」
陽菜は俺のデザインをそこまで好きだと言ってくれた事はない。
同業としてお互いに仕事には一線を引いていたからだ。
分かってる。分かってる・・・
「俺は陽菜を大好きで、陽菜の分の家事をやるのもいとわないよ」
「う、うん。ありがとう」
「陽菜が結婚していないのに俺の同伴者になるのを嫌がるのを知ってて
今回の授賞式も独りで行こうと思ってたよ」
「うん・・・」
「なのに!俺のためじゃなく、他のやつに会いたいから
授賞式に連れて行けって、陽菜ちゃんそれはひどくないか?」
グッと、陽菜の背中をソファーに押し付けて
手首の自由を奪い去る。
自分のイライラした気持ちを抑えられない。
陽菜が帰ってきたら、この賞を受賞した事を伝えて
2人でお祝いをしようと思っていた。
受賞式に2人で出席できなくても
家で2人でお祝いすればいいじゃないかと思っていた。
それなのに、他の奴の受賞を見たいから連れて行けって、
いい加減俺の立場は何なんだよ。
「ごめん。でもこの絵が好きで・・・」
陽菜は俺のデザインをそこまで好きだと言ってくれた事はない。
同業としてお互いに仕事には一線を引いていたからだ。
分かってる。分かってる・・・