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サイドストーリー8
第14章 好きと言って
「麻子さぁ、前ハルトに・・・・
俺が梨乃の事を好きだってばらしただろう?」
「どうだったかしら」
「前にハルトから電話がかかってきた」
「へぇ」
「それで、決心して梨乃に連絡をとる事にしたんだ」
「ふ~ん」

疲れた身体にビールがしみる。

「ありがとうな」
「・・・・」

「ずっと言いたかったんだ」
「電話をしたのはハルトよ」
「ハルトにはもう言ったよ」
「・・・・」

麻子と会う日は月が良く映える。
こいつが結婚する前に会いに来た夜も月が綺麗だった。

「俺が梨乃を好きだって、どうして分かった?
ハルトさえ気が付かなかったのに」
「・・・・」

麻子はじっと月を見てゴクッとビールを飲んだ。
静かな夜にその音は響き渡った。

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