この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー8
第15章 素肌のままで
一緒に食器を買いに行って
一緒に雑貨を買いに行って
一緒にそれらを部屋に並べる。
一緒にスーパーの位置を確認して
一緒に買い物をする。
結婚したわけでもないのに、同棲って不思議な感じ。
休みが終わって、今日から三浦さんが出社する時
朝ごはんを作って、玄関までお見送りに行く。
「今日ははよ帰ってくるから」
「でもお休み 明けだから。無理しないで」
「これから先、ずっとはよ帰られへんかもしれんし今日ははよ帰ってくるわ」
「分かりました」
「私も落ち着いたら派遣に登録するので」
「急がんでええよ」
「あんま無理すんなよ」
「え・・・」
「ただでさえ環境ががらりと変わったんやし。
真美ちゃん一人ぐらい俺、養えるから。でも結婚してへんのにそれはイヤなんやろ?」
引っ越してきた日の折半にしましょうと言った私の言葉を笑った。
「イヤ・・・です」
「うん。ちゃんと分かっとぉ。でも急がんでえぇ」
「はい」
「真美ちゃんの事は俺が守るから。安心して」
朝から・・・
朝からこのオトコは玄関で恥ずかしげもなくそんな事を言う。
一緒に雑貨を買いに行って
一緒にそれらを部屋に並べる。
一緒にスーパーの位置を確認して
一緒に買い物をする。
結婚したわけでもないのに、同棲って不思議な感じ。
休みが終わって、今日から三浦さんが出社する時
朝ごはんを作って、玄関までお見送りに行く。
「今日ははよ帰ってくるから」
「でもお休み 明けだから。無理しないで」
「これから先、ずっとはよ帰られへんかもしれんし今日ははよ帰ってくるわ」
「分かりました」
「私も落ち着いたら派遣に登録するので」
「急がんでええよ」
「あんま無理すんなよ」
「え・・・」
「ただでさえ環境ががらりと変わったんやし。
真美ちゃん一人ぐらい俺、養えるから。でも結婚してへんのにそれはイヤなんやろ?」
引っ越してきた日の折半にしましょうと言った私の言葉を笑った。
「イヤ・・・です」
「うん。ちゃんと分かっとぉ。でも急がんでえぇ」
「はい」
「真美ちゃんの事は俺が守るから。安心して」
朝から・・・
朝からこのオトコは玄関で恥ずかしげもなくそんな事を言う。