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【R-34】
第9章 筆責め
「あっ、んっん……んっぁっ、ダメっ……ぁっあっんんっんっんっ、けっ圭吾さん……」


太股を擦り合わせながらなんとか耐えようとするが、その執拗な責めに蜜が壷からとくとくと溢れ出る。

圭吾がその手首を掴んで真奈の頭の後ろへと持っていく。



「真奈、手首を頭の後ろに回して。良いかい?そこから外しちゃ駄目だからね?自分で手首を下ろしたらお仕置きだよ。分かったね?」

優しく言ってはいるが、言葉の冷たさに真奈の背がぞくりと冷たい一筋を流す。



圭吾が、筆のその柔らかい感触ですすっと彼女をなぞりながら別のところへと移動していく。



移動、というより探っていた。



彼女の快楽の場所を。



「あっあっダメっ、あああっひゃっあっあひっあっんっあっはあっっ……」


やがて脇の下を、それがくすぐるようにこそこそと心許なく触れ始めた。
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