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【R-34】
第10章 再びのバイブ責め
噴水を挟んで向かいに座る圭吾の手には遠隔操作の出来るローターのスイッチ。


それを入れる圭吾の親指。

私は堪える。


誰にも気付かれてはいけない。


喘ぎたいのを我慢しながら頬を紅潮させ目を潤ませながら、ただ向かいに座る彼に熱の籠った視線を投げ続けるだけ。



周りにその恥ずかしい行為がばれてしまったなら、きっと更に恥ずかしいお仕置きをご主人様は用意するのだ。



例えば闇に紛れた公園で行う、彼への奉仕だとか。



想像しただけでも、堪らない。



絶対に誰もいないという条件の元でなら、どんなことだってしてみても良いとさえ思ってしまう。


圭吾から受けるもの全てが最早お仕置きではなくご褒美になっており、やはり圭吾のいう通りだと、真奈はイキたいのにイケずに苦痛に眉を寄せながらも口元を緩ませた。
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