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【R-34】
第16章 菊の花の悦び
だが、その言葉を飲み込んだとしても、既に圭吾には伝わっていた。

彼女がそれを気持ち良く受け入れている事を。


その吐息の甘さが、先程から圭吾に伝えていたのを真奈は気付かずにまた甘く吐息を漏らす。


「あっ、んっ……んっん、っんくっあっはあっ」

「痛くない?」

「ん……大丈夫……」

「気持ち良い?」

「……ダメ……教えたくない……」


その答えが気持ち良いと圭吾に伝えている。

「……そう。じゃあ、抜く?止めようか?」


圭吾がそのか細いバイブをするすると抜き始める。

「あっ、やっ……ダメっ……抜いちゃ……ダメ……。まだ、お、お勉強中……だから」


「そう。小説のネタになるよう……お勉強中なんだ?真奈は向上心があって偉いね。じゃあ、ご褒美にここをたくさん気持ち良くしてあげようね」

そう言って入れられた細いバイブのスイッチ。


穴の中に緩やかな振動を伝え始めた。


「あっ、あっ気持ちっ良い、あっあっ良いっあっあっあっああ」


膣の中ではあれ程心許無かったその頼りないバイブが、今真奈の尻の穴では大きな存在感となり心地良い振動をあたえている。


その気持ち良さに真奈の腰がモゾモゾと動き始めた。
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