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【R-34】
第16章 菊の花の悦び
腰を先程よりも突き上げて、自分からおねだりを懇願するようにくねらせて煽ってくる。



彼女の腰がくねる度に圭吾の茎は固さを増す。


もっと。


もっと……この、突き上げる快感を。



「あっ!あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ!ああっあっあっ……ダメっイぐっイッちゃうっ、ご主人様っああっあっあっあっあああああはぅううっあ……ああっ、はっはっはっはっはっは、あっっ!イヤッあっああうっんっ……イッてるっっイッてるっからあっっ」




絶叫が混じった啼き声をもっと聞くためと更に責め立てる。



まだだ。

まだ、耐えろ。

まだイクな、俺。

愛する妻をもっと悦ばせてやる。




「ダメっけっ……ごさっ、あっああっっっ」

その声とほぼ同時に彼女の中へと射精する。



全身の粟立ちに圭吾は暫く目を瞑ったままその余韻を味わっていた。



愛する妻の腰をしっかりと抱き支えながら。

彼女の失神にも気付かずに……。
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