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【R-34】
第6章 オモチャ ~ローター~
そう、彼は自分の我が儘な欲求に答えようとしてくれているのだから……。
漸く素直に従おうと決心する。
「でも、お願い。せめて一緒に付けて」
「一緒には付けないよ。でも、仕方無いな……じゃあ、こっちの手繋いでいてあげるから、それで良いだろ?」
ローターのリモコンを持つ手と反対の手を、圭吾が指を絡ませてやった。
それでとうとう、真奈は観念しそのリモコンのスイッチに指を掛けた。
「入れる、よ……」
まだそのスイッチを入れてもいない内から興奮で呼吸が乱れる。
「ああ、良いよ。真奈が気持ち良くなるとこ見ててあげるから、安心して」
絡ませた指に力を込める真奈。
はあ、はあ、はあ……と吐息が淡い桜色に色付く。
目を閉じ、顔が歪む。
覚悟を決めて、真奈がそれに掛けていた指にとうとう力を込めた。
「……あっ」
漸く素直に従おうと決心する。
「でも、お願い。せめて一緒に付けて」
「一緒には付けないよ。でも、仕方無いな……じゃあ、こっちの手繋いでいてあげるから、それで良いだろ?」
ローターのリモコンを持つ手と反対の手を、圭吾が指を絡ませてやった。
それでとうとう、真奈は観念しそのリモコンのスイッチに指を掛けた。
「入れる、よ……」
まだそのスイッチを入れてもいない内から興奮で呼吸が乱れる。
「ああ、良いよ。真奈が気持ち良くなるとこ見ててあげるから、安心して」
絡ませた指に力を込める真奈。
はあ、はあ、はあ……と吐息が淡い桜色に色付く。
目を閉じ、顔が歪む。
覚悟を決めて、真奈がそれに掛けていた指にとうとう力を込めた。
「……あっ」