この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【R-34】
第9章 筆責め
漸く引き抜きられていった指。それと共に流れていった唾液の糸を圭吾は丁寧に舐めとった。
口元に舌を這わすその度に真奈が堪えきれずに声を漏らす。
圭吾はそれが嬉しくて、先程から頬を歪ませてばかりいた。
……次は、まずこれだな、と青い厚手のビニール袋からフェイスタオルを取り出した。
縛り易いようにとなるべく薄手のものを選んできた。
「真奈、手出して」
言われた事に恐る恐る従う真奈。
まだ何をされるのかも分かっていないから従順に従う彼女。
その手首を重ねて素早くタオルで巻き付けるときつく縛った。
途端に体を強張らせる。
「あっ圭吾さんっ待って、ダメっやっ、そんなの……」
手首を拘束され初めてその不安が恐怖へと変わる。
口元に舌を這わすその度に真奈が堪えきれずに声を漏らす。
圭吾はそれが嬉しくて、先程から頬を歪ませてばかりいた。
……次は、まずこれだな、と青い厚手のビニール袋からフェイスタオルを取り出した。
縛り易いようにとなるべく薄手のものを選んできた。
「真奈、手出して」
言われた事に恐る恐る従う真奈。
まだ何をされるのかも分かっていないから従順に従う彼女。
その手首を重ねて素早くタオルで巻き付けるときつく縛った。
途端に体を強張らせる。
「あっ圭吾さんっ待って、ダメっやっ、そんなの……」
手首を拘束され初めてその不安が恐怖へと変わる。