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第5章 5

エレベータをおりたところで携帯がなる

『ごめん、今日は貸し切り』
先生からの返信

『残念』
がっかりしながら携帯をポケットにいれる


さて、どうするかなあ

おなかもすいたし
せっかくの土曜日なのにこのままかえるのもつまらないよねぇ・・・


そんなことを考えながらぶらぶら歩いていると
沙希とよくランチに行くお店がみえてきた

昼間はオープンテラスのカフェとは雰囲気が変わって
夜はちょっと落ち着いたカフェ＆バー

あそこでいっか


そんな軽い気持ちで店に入るとカウンターに通された