この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
未来なんていらない
第5章 5
間接照明がやわらかい雰囲気を醸し出していて
お客さんたちの話声が適度なにぎわいで心地いい
ジントニックのグラスを傾けながらほっと一息つく
あ~・・・
つかれたなあ・・・
『こんばんは
土曜日なのにお仕事ですか?』
ぼんやりとしていると
カウンターの向こうから優しそうなお兄さんが話しかけてきた
『そうなんです、仕事溜まっちゃって・・・』
ぺろっと舌をだしておどけてみせる
『なんのお仕事なんですか?』
『広告代理店の企画です』
『会社はお近くですか?』
『すぐそこなんです』
『では今度・・・』
ドンッ!!
突然隣にかばんを置かれて会話が途切れる
おそるおそる横をみれば
そこにはものすごく不機嫌そうな顔をした水上尊
『っ!?』
びっくりしすぎて声にならない
『ビール!』
低い声でさっきまで話していたお兄さんにオーダーすると
どかっと隣の席に座った
お客さんたちの話声が適度なにぎわいで心地いい
ジントニックのグラスを傾けながらほっと一息つく
あ~・・・
つかれたなあ・・・
『こんばんは
土曜日なのにお仕事ですか?』
ぼんやりとしていると
カウンターの向こうから優しそうなお兄さんが話しかけてきた
『そうなんです、仕事溜まっちゃって・・・』
ぺろっと舌をだしておどけてみせる
『なんのお仕事なんですか?』
『広告代理店の企画です』
『会社はお近くですか?』
『すぐそこなんです』
『では今度・・・』
ドンッ!!
突然隣にかばんを置かれて会話が途切れる
おそるおそる横をみれば
そこにはものすごく不機嫌そうな顔をした水上尊
『っ!?』
びっくりしすぎて声にならない
『ビール!』
低い声でさっきまで話していたお兄さんにオーダーすると
どかっと隣の席に座った