この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
未来なんていらない
第6章 6
『風邪引きたいの?』
あきれ顔で声を掛けられて我に返った
髪も乾かさずソファでぼーっとしていたらしい
『しょうがないねえ』
そう言ってドライヤーを持って私の後ろに立つ
『自分でできるよっ!』
あわてて拒否したけれどそんなのは無駄な抵抗で
負けた私は
そのままおとなしく髪を乾かされた
静かな部屋にドライヤーの音だけが響いて
アイツの手が私の髪を優しくなでる
気持ちがいい・・・
うっとりとしてきて思わず目をとじる
すぐ後ろにいるからか
ボディソープの香りとは別に水上尊のにおいがする
『はい、おしまい』
そういってドライヤーをきるとアイツは私の髪に口づけた
びっくりして振り返ると
いつもの意地悪で余裕な顔で見つめられる
『気持ちよかった?』
ニヤニヤがむかつくっ!
あきれ顔で声を掛けられて我に返った
髪も乾かさずソファでぼーっとしていたらしい
『しょうがないねえ』
そう言ってドライヤーを持って私の後ろに立つ
『自分でできるよっ!』
あわてて拒否したけれどそんなのは無駄な抵抗で
負けた私は
そのままおとなしく髪を乾かされた
静かな部屋にドライヤーの音だけが響いて
アイツの手が私の髪を優しくなでる
気持ちがいい・・・
うっとりとしてきて思わず目をとじる
すぐ後ろにいるからか
ボディソープの香りとは別に水上尊のにおいがする
『はい、おしまい』
そういってドライヤーをきるとアイツは私の髪に口づけた
びっくりして振り返ると
いつもの意地悪で余裕な顔で見つめられる
『気持ちよかった?』
ニヤニヤがむかつくっ!