この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
キミの体温 ボクの吐息
第6章 離
話しているうちにセッティングしてくれた料理は
部屋に丸いテーブルを持ち込んで
真っ白なテーブルクロスまでかけてくれた。
「素敵ね」
「加賀に感謝だな」
俺は白石の肩を抱き寄せて2人で笑った。
「俺と付き合うと決心してくれてありがとう」
「ううん。私こそ。好きになってくれてありがとう」
初めて抱き合ったその瞬間
彼女の体温がゆっくりと伝わってきた。
少し顔を離してゆっくりとキスをする。
舌先で唇を刺激すれば柔らかいその唇がゆっくりと開く。
それは俺が白石の心の中に入るのを許してくれた様で嬉しくなる。
「愛してるよ」
心の底から出た自然な言葉ごと舌先に乗せて
白石の口の中に送り込んだ。
彼女の口の中でこの言葉が溶けて
体内に沁み込めばいいのに。
角度を変えて何度も何度もキスをする。
始めは硬かった彼女の背筋が
そのたびに俺にもたれかかってきて
俺は表現できない満足感に満たされた。
ゆっくりと身体を離して顔を覗き込むと
白石は今まで見たことのないような瞳で俺を見つめていた。
部屋に丸いテーブルを持ち込んで
真っ白なテーブルクロスまでかけてくれた。
「素敵ね」
「加賀に感謝だな」
俺は白石の肩を抱き寄せて2人で笑った。
「俺と付き合うと決心してくれてありがとう」
「ううん。私こそ。好きになってくれてありがとう」
初めて抱き合ったその瞬間
彼女の体温がゆっくりと伝わってきた。
少し顔を離してゆっくりとキスをする。
舌先で唇を刺激すれば柔らかいその唇がゆっくりと開く。
それは俺が白石の心の中に入るのを許してくれた様で嬉しくなる。
「愛してるよ」
心の底から出た自然な言葉ごと舌先に乗せて
白石の口の中に送り込んだ。
彼女の口の中でこの言葉が溶けて
体内に沁み込めばいいのに。
角度を変えて何度も何度もキスをする。
始めは硬かった彼女の背筋が
そのたびに俺にもたれかかってきて
俺は表現できない満足感に満たされた。
ゆっくりと身体を離して顔を覗き込むと
白石は今まで見たことのないような瞳で俺を見つめていた。