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キミの体温 ボクの吐息
第6章 離
自分が引き起こした洋子の反応に嬉しくなって
執拗に乳首を指先で転がした。

「にったく・・・ん」

緩急をつけておっぱいを揉めば、また小さくいやらしい声を出す。

「ぃやぁ・・恥ずかしぃ・・・」
「しーっ・・・・ただ感じて」

ごろんとベッドに寝かせて
残りの衣類をはぎ取った。

俺と洋子の間を邪魔するな。

俺自身もはぎ取るように全てを脱いで
何の隔たりもないままに洋子とギュッと抱きあう。

温かい体温がジワッと俺に伝わって来る。

「あったかい」

髪を後ろに流して、そのまま耳元でそう呟けば

「フフ。くすぐったい」
と身をよじる。

「洋子。いつでも、いつまでもキミの体温を感じていたい。
だから―――
俺のささやく声が聞こえる距離にいて。
俺の吐息をいつも感じて」

「ん。ずっとそばにいるわ」

その言葉に刺激されて
俺自身がもうもたないほど興奮した。

「優しく出来なくてごめん」

今までのスローペースとは打って変わって
そう急に洋子を求める。

胸にあてがっていた手は身体を舐めまわして
腿にたどり着く。

じらして、その気にさせて懇願させようとしたくせに
もう俺が待てない。

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