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キミの体温 ボクの吐息
第6章 離
そこから一気に秘部にたどり着けば
洋子はぐっしょり濡れていた。

「嬉しいよ」

ぬるりと指を押し込んで
洋子の反応を急かして確認する。

「あ・・・ぁ・・・ぁ」

中をかき回して、その反応から洋子のイイ所を見つけると
執拗に攻めた。

さらに濡れそぼる秘部から流れ出る愛液は手首の方まで滴れ落ち
俺の手を虜にさせる。

「はぁぁ・・・・ぁ」

ゆっくりと指を引き抜いて愛液でぬれて光っている指先で
ゴムの袋を持ち、歯で噛み破る。
その時間さえ惜しい。

ゴムをつけて洋子に抱きつけば、洋子もギュッと俺を抱きしめた。

「新田くん。愛してる」

その言葉はビックリするほど嬉しくて
俺は何も言えずにキスを繰り返した。

洋子の中に入れば、温かくて、洋子の深い深い部分で俺はその体温を感じる。

「んっ・・・ぁ」

時間をかけて大事に抱きたいけど
今は無理だ。

とにかく、早く自分のモノにしたくて
自分だけの洋子にしたくて
俺が洋子のモノになりたくて律動を早める。

「愛してるよ」
「あ・・・あぁぁぁ・・・あ」

その言葉のままに、俺は洋子の中で俺自身を解放した。

「ん・・・んっ。わたしも、愛してる・・・よ」

その痙攣に、洋子も着いて来て
2人で抱き合ったまま、同じ時間を共有した。

それは誰も入りこめない、2人だけの感覚だった―――

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