この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この前、人を拾いました
第31章 ④―2 許嫁というご身分
「な、なんですの突然…」



私だけでなく九条院さんも訳が分からずに首を傾げると、




「君と僕が結婚したら……」




そう言ってまた九条院さんに顔を近付ける。





「し、したら……?」










「"礼二と麗子"

まるで夫婦漫才みたいだ!!!


それが嫌だぁ!!」






……………





そ、




そんな理由!?!?!?!?!?!?






ちょっとまってよ



期待した私超恥ずかしいんですけど……



いや、ていうか、そこは

"みきがいるから"

とか、

"みきを愛しているから"
とか、

まぁ百歩、千歩譲って"みき"っていってくれなかったとしても…

胸キュンワードを言うタイミングだったよね!?




落胆する私に


言葉を失う九条院さん。





そして、


全く真面目な様子のレイは、黙っている九条院さんからフッと目をはなして、今度は瀧山さんを見つめた。




「さ、先程は失礼いたしました…」



頭を下げる瀧山さんに『いや、あなたは素晴らしい働きでした』と私は心の中で瀧山さんの労を労う。


/752ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ