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第37章 ④―８　心変わりは突然に

ゆっくりと近付くレイに、少しだけ身体を強張らせる麗子さん。




威勢いいわりにレイが近付くと固まっちゃうんだから…とじっと二人の様子を伺う。






なんて、

言ってくれるんだろう……



当事者でないのに、いてもたってもいられないほどドキドキとする。





「まずは……



人払いをお願いできますか？」




ニコリと笑ったレイの綺麗な髪の毛が揺れる。




そして、九条院さんの近くで机に寄りかかるようにして腰掛けた。




はぁ……っ



やっぱり、レイってかっこいい!!!!!!