この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
この前、人を拾いました
第42章 ⑤―2 訪問という名の襲来
「っ…えと…彼は……その…レイです」
「なんだ、名前もちゃんと教えられないようなやつなのか。そんなどうしようもないやつとお前は付き合ってるのか!」
「へはぁ…」
なんて答えていいか分からなくて、謎の言葉を私は吐き出した。
まぁ、どうしようもないやつと言えばどうしようもないんだけど…。
「ま、まぁ、そんなことよりさ!お兄ちゃんなんで来たの?」
レイの事を話すとまた色々とめんどくさそうだったので、私はうまく話をそらそうと試みた。
「かわいい妹の顔を見に来ちゃいけないのか」
「いけなくないけど…」
なんか、言ってることとテンション違くない…?
絶対他に理由あるだろ!!