この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この前、人を拾いました
第56章 ⑥―6 それでもやっぱり


私もゆっくり微笑み返すと、総一さんは立ち上がって私の方へと近付いて、目の前の机に軽く腰掛けた。




「でも、きっとそんな簡単じゃない。例えみきさんでも、礼二は怒り出すかも知れない。」




総一さんの言葉を聞いて、ふと昨日のレイの怒った顔が浮かんだ。



総一さんの言う通り、そんなに簡単なことじゃないだろう…。




「大丈夫です。レイに誕生日ってこんなに幸せなんだよって、ゆっくり伝えられれば。」




「そうですか。」





そう言って微笑む総一さんの顔には少しだけ不安も交ざっているように感じた。




/752ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ